包茎手術の種類別の特徴と価格を解説
包茎手術は包茎の種類であったり、保険適用か自由診療かで価格が全く変わってきたりもします。
機能回復が出来れば他は特に気にならないという人もいますし、その逆で外見が綺麗に仕上がった上で違和感がない様な状態にしたいという様な人もいますので、どの包茎手術が最もベストかと言う事は一概に言う事は出来ません。
ただ、包茎手術に関する手術の適正価格があるのも間違いない事実ですので今回は包茎手術の価格帯と知っておくべき基本事項についてポイントを3点程述べていく事とします。
高額請求問題とも関わってくる難しい問題ですので、悩んでいる人は詳細をしっかりチェックする様にして下さい。
包茎の種類の内訳について
包茎手術をする場合には、まず包茎には仮性と真性、そしてカントン包茎で合計3種類ある事を知っておく必要があります、仮性包茎とは日本人にとても多いタイプの包茎であり、「亀頭から皮を剥す事は容易に出来る上、勃起すると亀頭が出るが通常時は皮が被って隠れてしまうタイプ」と思って下さい。
このタイプは医師による見解の相違も無いではありませんが、基本的に性行為や排尿行為等に緊急の問題が出てくる事はありません。
ですので、保険診療での包茎手術は適応外となり個人的なコンプレックス等で苦しいからどうにかしてほしいという様な場合は自由診療の方で包茎手術をする事になります。
続いて真性包茎ですが、このタイプは皮が亀頭を完全に封鎖してしまっており、剥せないタイプの事を指します。
無理を通すと痛みや出血が伴う事もあり、性行為や排尿行為に関しても汚れが皮内部の亀頭に溜まってしまい炎症を起こしてしまう等の問題が出て来ます。
(※中には隙間が本当に無く、排尿出来ないケースも)この場合は、喫緊の問題ありという事で保険適応手術ありと思って下さい。
そしてラストのカントン包茎ですが、これは「多少は出せるが大きくは亀頭が出せない」というタイプであり、物によっては皮が亀頭を締め付けて壊死させてしまう様なケースもあります。
前述の真性包茎と同様の問題が出る事もあって、保険適用手術可能となります。
保険適応手術と自由診療手術の価格について
注意事項として、包茎は糖尿病等で後天的になってしまう事もありその場合は糖尿病の治療をしなければいけませんので、治療費の相場は一概には言えません。
ですが、一般的な包茎手術でしたら、保険適用で大体40,000円~50,000円程度が総額となり、手術代のみでしたら10,000円位が一般的です。
(※つまり、手術代抜きの雑費が30,000円~40,000円程という計算と思って下さい。)
対して自由診療の場合は、手術代のみで50,000円~80000円位になるのが平均的な価格帯になります。
つまり、最大で1,20000円程度になるという事です。
勿論、中には特殊な器材や薬等を使うケースも無いとは言い切れませんが、それでも2,00000円以上になってしまう様な事はまず無いと思って下さい。
後は判断基準として知っておくべきポイントとして、前者の保険適用手術とは「放置しておくと日常生活に深刻な支障が出る病気を改善する事」を前提としており、後者の自由診療の手術は「日常生活に支障が無くなる上に高いクオリティの仕上がりになる事」を前提としていると考えて下さい。
どっちが良いかは、個人の事情にもよりますが速度面を重視したいのであれば保険診療で時間を掛けてでもクオリティが欲しいならば自由診療と見るのも1つです。
包茎手術を何処で受けたら良いのかについて
まず、包茎と迅速に手を切りたいというのであれば泌尿器科でお願いするのが一般的です。
保険診療とは、裏付があって確実性がある治療の事でもありますので、例えば町の泌尿器科の開業医経由で手術の手配をする等でも悪くありません。
ただし、この場合は見た目の方で問題が残る事があり術後に陰茎がツートンカラーになってしまったり、感覚が変わって違和感を感じたという様な事も出て来ます。
人によっては全く気にならないという人も居ないでは無いですが、あるいはコンプレックス関係であったり肌感覚で違和感を感じる事がキツイという場合は少し注意が要ります。
この辺りにどうしても気になるという場合は、形成外科の方でお願いするという手も出て来ます。
こっちは「外見を整える事」の専門家ですので、ツートンカラーであったり違和感の問題はだいぶ減衰させられます。
ですが、引き換えに排尿であったり生殖器官としての熟練度の話になると泌尿器科に一手足りない面も否定出来ません。
そういった点を勘案するのであれば、最も理想的なのは両方の専門医の資格を持った医師が在籍する病院でお願いする事です。
ちなみに、絶対数が少ないという点のデメリットもあり、どうしても都合が合わないというならば、泌尿器科と形成外科の方で実績豊富な病院を探すというのも1つの考えと言えます。
(※美容整形は、高額請求問題と紙一重ですので出来れば避けた方が堅実です。)
まとめ
仮性と真性、カントン包茎で包茎には3種類程あり保険適用手術OKなのは真性とカントンと覚えておけば齟齬は無いです。
ちなみに仮性の方は、自由診療ならば手術可能という事もポイントになります。
そして手術代については保険適用の場合は総額40,000~50,000で手術代のみ10,000円、自由診療の場合は総額で最大120,000円前後と覚えておけば問題ありません。
後は速度を重視したいのであれば、泌尿器科が持ち所となって、仕上がりの方を重視したいのであれば形成外科が良いという事とそれぞれの診療科の特徴をしっかり把握した上で、自身に最もあった手術を選択すれば完璧です。